2026/09/23 13:02

神奈川県・箱根の芦ノ湖畔に鎮座する箱根神社と九頭龍神社。箱根神社は関東総鎮守として長い歴史を持ち、九頭龍神社は芦ノ湖の守護神・九頭龍大神をお祀りする神社です。


この記事では、箱根神社と九頭龍神社の歴史、御祭神、御神徳、参拝の仕方、本宮と新宮の違い、参拝前に知っておきたいことを詳しく紹介します。

【箱根神社とは|芦ノ湖畔に鎮座する関東総鎮守】


箱根神社は、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根に鎮座する古社です。現在の地に社殿が建立されたのは天平宝字元年(757年)。万巻上人が神託を受け、箱根三所権現をお祀りしたことに始まると伝えられています。

古くは「関東総鎮守 箱根大権現」として武将や旅人から篤く崇敬され、箱根山を越える人々の安全を見守ってきました。杉の大木に囲まれた境内は、芦ノ湖の静けさと山の力が重なる、箱根を代表する祈りの場所です。

【箱根神社の御祭神】


箱根神社では、次の三柱の神様を総称して「箱根大神(はこねのおおかみ)」としてお祀りしています。

・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)

【箱根神社で信仰されてきた御神徳】


箱根神社は、開運厄除・心願成就・交通安全・縁結びの神様として信仰されています。人生の節目、新しい道へ進むとき、旅の安全を願うときなどに参拝する人が多い神社です。

※箱根神社と芦ノ湖をイメージした挿絵です。

【九頭龍神社とは|芦ノ湖を守る九頭龍大神】


九頭龍神社の御祭神は「九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)」です。箱根神社の由緒によると、かつて芦ノ湖に棲み人々を苦しめていた九頭の毒龍を、万巻上人が法力によって調伏しました。龍はその後、芦ノ湖の守護神としてお祀りされるようになったと伝えられています。

荒ぶる力が人々を守る力へと変わる九頭龍の物語には、迷いを越え、流れを変え、次の道へ進むための強い象徴性があります。九頭龍大神は、商売繁盛・金運守護・心願成就・良縁成就の神様として信仰されています。

【九頭龍神社 本宮と新宮の違い】


九頭龍神社 本宮は、芦ノ湖畔の「箱根九頭龍の森」の中に鎮座しています。毎月13日には月次祭が行われ、6月13日には例祭が斎行されます。湖と森に包まれた静かな場所で、九頭龍大神に向き合えるお社です。

九頭龍神社 新宮は、箱根神社の境内、御本殿の右隣に鎮座しています。毎月15日に月次祭が行われます。箱根神社と同じ境内で参拝できるため、初めて訪れる方や時間が限られている方にも参拝しやすいお社です。新宮の近くには、芦ノ湖の湖底から湧くと伝えられる「龍神水」があります。

本宮と新宮は、どちらも同じ九頭龍大神をお祀りしています。場所や参拝環境は異なりますが、一方が上位ということではありません。旅程と体調に合わせ、心を込めて参拝しましょう。

※箱根神社の杉並木と石段をイメージした挿絵です。

【箱根神社・九頭龍神社の参拝の仕方】


神社参拝で大切なのは、形だけでなく、神様へ敬意と感謝を伝えることです。箱根神社が案内する基本の作法は「二拝二拍手一拝」です。

1.鳥居の前で一礼する
鳥居は神域への入口です。立ち止まって軽く一礼し、参道の中央を避けて進みます。

2.手水舎で手と口を清める
参拝前に心身を整えます。混雑時や利用できない場合は、静かに心を整えてから御社殿へ向かいましょう。

3.神前で深く一礼する
姿勢を正し、まず神様へ敬意を表します。

4.二拝二拍手一拝
二度深くお辞儀をし、胸の高さで二度拍手します。祈りを終えたら、最後にもう一度深くお辞儀をします。

箱根神社では、まず神様へ日頃の感謝を伝え、家族や周囲の人々の幸せを祈り、そのうえで自分の願いと、願いに向けて行う努力を心に誓う参拝が案内されています。願いを「叶えてもらう」だけではなく、自分がどう動くのかも一緒に伝えると、祈りがより明確になります。

【おすすめの参拝順|両社参りと三社参り】


箱根神社と九頭龍神社の両方を巡る「両社参り」は、公式にも案内されている参拝方法です。初めての方は、次の順で巡ると分かりやすいでしょう。

1.箱根神社 御本殿へ参拝
2.同じ境内の九頭龍神社 新宮へ参拝
3.新宮近くの龍神水へ

さらに時間と体力に余裕があれば、駒ヶ岳山頂の箱根元宮を加えた「三社参り」もできます。九頭龍神社 本宮へ向かう場合は、箱根園方面から湖畔の遊歩道を歩いて訪れる方法があります。

【九頭龍神社 本宮へのアクセスと参拝時間】


九頭龍神社 本宮は、箱根園から湖畔沿いの遊歩道を歩き、およそ30分の場所にあります。通常日は「箱根九頭龍の森」への入園料が必要です。公式案内では開園時間は9:00~17:00(最終入園16:30)です。

山道・湖畔を歩くため、歩きやすい靴と体温調整のできる服装がおすすめです。天候、季節、祭典日によって交通や受付方法が変わる場合があります。特に毎月13日の月次祭に合わせて参拝する場合は、出発前に箱根神社公式サイトの最新案内を確認してください。

【参拝前に知っておきたいこと】


・所在地:箱根神社 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
・御神印・お札所:通常8:15~17:00
・御祈祷受付:通常8:30~16:00
・宝物殿:通常9:00~16:00
・時間や交通情報は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

※芦ノ湖の守護神・九頭龍大神をイメージした挿絵です。

【九頭龍の物語を、腕元へ】


荒ぶる毒龍が、祈りによって芦ノ湖を守る九頭龍大神へと生まれ変わった物語。その力強い転換を、一本の産霊ブレスレットに編み込みました。

新作「① 九頭龍【三戸龍蛇神鼓星】|ブルータイガーアイ12mm三石・三本産霊編み」は、三つの眼を思わせるブルータイガーアイ12mm三石を中心に、緑のパラコード、赤の和柄紐、金の糸を重ねた一本です。

荒ぶる力を、守る力へ。
迷いを、進む力へ。
眠っているものを、目覚めさせる。

参拝の日、大切な決断の日、流れを変えたい日に身につけてほしい、リゲル渾身の新作です。


※本品は神社の授与品ではなく、箱根神社・九頭龍神社の公式商品でもありません。おりおんショップが九頭龍の物語から着想して制作したお守りアクセサリーです。

【参考・参拝前の最新確認】


箱根神社 公式サイト
https://hakonejinja.or.jp/

箱根神社・九頭龍神社の御由緒
https://hakonejinja.or.jp/hakone/

箱根神社の参拝作法
https://hakonejinja.or.jp/hakone/gokito.html

九頭龍神社の祭典・交通案内
https://hakonejinja.or.jp/hakone/celebration.html

※掲載画像はすべて、記事の世界観を伝えるために制作したイメージイラストです。